安心できる穏やかな日々を送ることはとても健全だし、トラブルは起こらない方がいい。モヤモヤすることだってないに越したことはない。
けれど、時に乗り越えなければならない山が目の前に突然そびえ立つことがあります。
汗をかきながら登り、心地よい緊張感を覚えたその先に何が待っているのかイメージしながら、挑むべきか挑まざるべきかを考えます。
けれども小さくても高くても、その山を登り切った時にこそ見える景色があることを私たちはおぼろげに感じています。
もしかしたら山を目の前にした時に望ましいことは、まだ成長に伸びしろがあることを認める勇気なのかもしれません。
あと一歩、歩みを進めたら眺める景色がさらに広がるはずだと。
穏やかな日々の中にも、小さな挑戦や実験があるのがいいな。
そして、緊張感を持って自分に挑むその横顔は落胆していても、悔しそうにしていても、諦めずに進む横顔はきっと美しいはずだから。
酷暑が続く七月、体に気をつけながら進みましょう。